4月20日(日)、16回 ミニ同窓会をしました
神子原道の駅→ 羽咋の枝垂桜→ 喜多家→ 古墳の湯→ きときと舎 このコースは、どんたく姫で行った後、マリーマリー大坪さんと行ったところ。
他の所も候補にあがったのですが、いった事のない所は、自信がありません。かといって、道を覚えているわけでもありませんが・・・
私としては、3度目。 その度にアップしているので、覚えている人もあるかもしれませんが、凝りもせず書きます
案内状には、『桜を鑑賞 ―プチ宴会― したあと、のんびり風呂に入ってきませんか。 そして、ちょっぴりの教養を・・・』 と書きました
ちょっぴり教養を高めるための
【加賀藩 十村役(とむらやく)喜多家】
十村役とは、他藩でいう大庄屋に相当するもので、加賀藩の村支配を代行する村役人の頂点にたつ役職
加賀藩は外様大名。 徳川に遠慮して、関所や代官所を置かなかった。 それを代行するものとして、十村役をおき、百姓からの徴税、一揆防止、相談役、代官所などを兼務
この門は、古く、鎌倉時代のもの
当主から、説明をうける面々
↓入り口が4つ。 それも、左側が前にでていて、右に行くに従って奥まっていく。 それには理由あり。 左から
殿様 お付の武士 役人 平民(それも村役だけ。一般は裏の勝手口)
こんな所にも格差をつけてあったのです
↓入ったすぐの部屋。 役人の7つ道具(?)
↓使者の間 殿様に会うために待っている所
飾ってある道具を大写しにすると
↓ピクニックセットと笑わせてくれる
正式には .「道中湯沸し旅箪笥」です
中に炭も入っていてお茶や酒を温めることができる
いつもは説明しないのですが、たくさん来ていただいたので・・・
↓こういうやかんもすっぽり入っている
↓調詞所・・格子の向うがお白洲
小式台・・武士が入る玄関
↓大式台・・藩主だけが入る玄関。籠に乗ったまま入るので広く取ってある
写真は、藩主の部屋。 質素。 これも目をつけられないよう思んぱかっての事。 この時代、唯一の楽しみはお茶なので、炉を切ってある
↓武者隠しの間・・藩主を夜通し守る隠し部屋
↓御手水 湯殿 ユニットバス
湯殿といっても殿様は浴衣を羽織り、その上からお湯をかけるだけ。 ドラマで見ますね。 手水は、夜この上に便器を置いて用をたした。 家来が次の宿へ持っていくので、それはない。 笑ってしました
↓殿様の部屋の釘隠し。 兎です。 他の部屋に鶴もありました
↓宝物殿・・昔は米蔵だった。底が抜けたので直したら重文にならなくなってので、宝物殿に建替え
前にあった池。 僅かな花筏だったので・・・
↓金箔で出来た家紋 宝物殿にて
↓スミレが庭にたくさん生えていました
↓この写真をよく見てください。 一段下がった所に建っています
目立たないように、2mくらい下がっています。 外様大名として息を潜めて暮らしていたように感じます
しかし、いざとなれば、要塞の役目も担っていたのだとか
↑↓土地柄、ここは砂地。 水はけがよく下がっていても暮らしに支障はなかったようです
写真では伝えられませんが、大きな木は「いちい」
水分を多く含んでいるので、火事に備えたもの。 お寺の銀杏と同じ役目ですね
↓台所・・ほかで作って、ここでは暖めるだけ。 つまり、チンする
学問は覚えられませんが、面白い言葉だけしか覚えられません
これだけ聞いただけで疲れました
石川県羽咋郡宝達志水町北川尻ラ1番地1
喜多家窓口 TEL(0767)28-3199
開館時間 〔3月~11月〕午前9時から午後4時45分まで
〔12月~2月〕午前9時から午後3時45分まで
※入館は閉館時間の45分前まで
休 館 日 毎週 火曜日(祝日の場合は翌日)。年末年始。
5月6日、12月29日~1月3日は休館です。
アクセス JR七尾線宝達駅からタクシーで5分
能登有料道路 米出ICから1㎞、車で3分
JR七尾線免田駅から徒歩30分
駐 車 場 30台
入 場 料 大人500円【団体(20名以上)1名400円】
子供200円【団体(20名以上)1名100円】
※ただし、就学前の者については無料
【喫茶 ジョンブル】
この喫茶店は、喜多家と駐車場を同じくしている
入る前に、「疲れるから、出てきたらここへ集合。 コーヒータイムにしよう」 と言ってあった。 喜多家を出るとき、「あそこはカラオケだよ」 と聞いた。
入り口の花
中は広いが雰囲気は、バーと言った感じ。 歌っている人もいたが、疲れた体にコーヒーが一段と美味しく感じた
交通費も含めて、これだけ遊んで、食べて、〆て5000円也
どこへ行っても、全員初めての人ばかり。
どこもよかったと大満足という感想。
企画したものにとってこんな嬉しい事はない
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